2011年07月15日

交通事故治療(11/07/15)

今日は交通事故の新患さんが来られました。

病院に行っていたのですが、痛み止めの薬とシップをもらえるだけで
他には何も治療が受けられなかったとのこと。

事故から2ヶ月ほど経っても調子が良くならないので、
ホームページを見て、当院に転院されました。

この方の場合は事故をしてから約1週間後に
痛みがきつくなってきたそうです。

このように日にちが経過してから強い痛みが
出てくるケースは交通事故の場合、よくあります。




まず、交通事故に遭った際の注意ですが、
交通事故の自賠責保険を取り扱うには、
警察の発行する事故証明が必要になってきます。なので、
まずは警察に連絡して事故証明を出してもらうことが大切です。

他の患者様から聞いた話ですが、交通事故の被害に遭われた場合に
加害者側が警察への連絡を拒否してくることがあります。
「今は急いでいるので、警察に連絡できません。」とか
「警察に連絡すると減点になり困るので連絡できません。(※)」など。
(※実際は、警察に連絡しただけで減点になる訳ではありません。)

もし加害者にこのように言われても必ず警察に連絡して
事故証明を取ってもらう必要があります。

事故証明がないと自賠責保険の取り扱いができませんし、
相手の連絡先など聞いているだけでは嘘を付かれて
相手と連絡が取れなくなり、困ってしまうこともあるからです。

この方の場合は、きちんと事故証明を取られていました。
相手方の保険会社さんに連絡して身体の調子が
あまり思わしくないことを相談されたときに
「では、整骨院さんで身体が完全に良くなるまで治してもらってください。」
と勧めてもらったそうです。



あと、これはあまりご存じない方が多いのですが、
交通事故治療で身体の調子が思わしくないときは転院できます。

病院でリハビリに力を入れているところは別ですが、
レントゲンを撮ってもらって「異常なし」と言われて
シップを出されて治らないパターンをよく見受けます。

当たり前のことですが、レントゲンは骨しか映りません。

骨折でない場合は、実際に傷んでいるのは、
筋肉だったり、靭帯であったり骨以外の部分な訳で
身体の状態の分析・評価をなしに
対症療法のみでは、痛みの治りが遅れてしまうこともあります。



今日来られた方は身体の多箇所を痛めておられましたが、
中でも特に首、左肩の痛みを訴えられました。

この方の場合は自転車に乗っておられて、
車が右からぶつかってきて左側に倒れられました。
で、左の上腕(肘〜肩の部分)から地面にぶつかったとのこと。

この怪我の仕方だと、もう少し衝撃がきついと
男性なら肩鎖関節脱臼、女性や高齢者なら鎖骨骨折が
よくあるパターン。
(男性は骨が強いので折れずに関節が脱臼しやいからです。)

まずこの方の場合、座った状態で見て分かることは
明らかに左の肩関節が前にズレているということです。

肩関節がズレると僧帽筋という首から肩にかけての筋肉に
負荷がかかり、その影響で首の動きまで制限されます。
(首が動きにくかったり、動作で痛んだりする)

また骨盤や背骨レベルでズレや捻じれがなければ、
肩がズレて僧帽筋の負荷がかかっている方の方が高く吊り上ります。

この方の場合は左肩が前に捻じれており、
右肩に比べて左肩が高く吊り上がっていました。

案の定、左の腕を上げたりするような左肩の運動は強い痛みを伴いました。

左肩関節を正常な位置に戻す手技を行うと
左肩を挙げる痛みが軽減しました。

そのまま、首を動かしてもらいましたが、
まだ首の痛みは変化がありませんでした。
(軽い痛みであれば、肩の調整をしただけで
首の痛みが取れることもあります。)

なので、仰向けて首の調整を追加しました。
首の動きがとても固くて治療前は
上を向いて天井を全く見ることができなかったのが、
治療後は首が少し後ろに倒れるようになり
患者様も「エッ、すごい!」と驚かれていました。

早く完治されますように。



posted by Hiroshi at 23:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 交通事故治療
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