2011年10月09日

膝関節水腫

先日、膝関節水腫の患者様が来られました。
30歳代の男性の方でバスケットボールで痛めたそうです。

20111007 (2).JPG
悪いのはボヤッとしている左膝(向かって右側)です。
右膝は膝蓋骨(俗にいう膝の「皿」)がくっきりと分かるのですが、
左膝は膝蓋骨が不鮮明です。

まず、骨折していないか
膝の靭帯(じんたい)や半月板の損傷はないか
など重要な個所の損傷がないかを
手で触ってチェックします。

ちなみに靭帯や半月板は血流が悪く再生能力が乏しいので
切れたり、はがれたりした場合元には戻りにくいです。

(補足)靭帯は関節の運動がある程度で止まるストッパー、
    半月板は膝へ衝撃をやわらげるクッションのようなものです。
損傷の程度に違いますが、半月板や靭帯が損傷を起こしていても
日常生活を送るにあたっては、大きな後遺症を伴わないことが多いです。

ただし、本格的にスポーツをされる方の場合には全く話が変わってきます。
ターンやジャンプの着地で膝が「グラッ」と不安定になり
踏ん張れなかったり(靭帯損傷)、動いた際に膝にロックが
かかったように伸びなくなったり(半月板損傷のロッキング)します。
スポーツ選手やプロを目指している方は100%の状態に
回復する必要がありますので、ギブス固定・安静ではなく
手術を選択されることが多いという訳です。

話が少し脱線してしまいましたが、
この患者様の場合は触診の結果

腫脹(+)
熱感(+)
骨折(−)
靭帯・半月板損傷(−)

となりました。
「膝関節の捻挫」です。
膝蓋骨の周りが腫れているのは「水腫」です。
俗にいう「膝に水が貯まった」状態です。

通常身体には、関節の骨と骨が強くぶつからないように
その潤滑油として「関節液」というものが適量あります。
膝関節に過度の負荷がかかると身体は潤滑油である関節液を
更にたくさん出します。
しかし、関節液の量が増え過ぎることで今度は関節の中が
パンパンになり、そのことが原因で膝が曲がらなくなったり
ひどい場合はじっとしていてもうずいたりします。


貯まってしまった水を減らすには膝の状態を整えて
過度な負荷をかけないようにするのが一番です。


治療は鍼治療無血刺絡療法、関節の調整などを行いました。

治療前はしゃがんでもらうと膝は90度しか曲がらなかったのですが、
治療後は完全にしゃがむことはできなかったものの
ふとももが床とほぼ平行の120度まで曲がりました。
患者様もとても喜ばれました。

20111007 (4).JPG
テーピングで圧迫して、安静を促しました。
膝が熱を持っている間は、アイシングで患部を冷やして
炎症や痛みを抑えます。(この場合は経過をみて1〜2週間ほど)

早く完治されますように。




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posted by Hiroshi at 09:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 膝の痛み
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